渋谷の街が再び音楽とダンスで賑わう日がやってきました。2024年6月16日、LINE CUBE SHIBUYAにて「まぜこぜ一座」によるダンスと歌のステージショーが開催されます。このイベントは一般社団法人Get in touchが主催し、東ちづるが代表を務める、まさに多様性を象徴するエンターテインメントです。さらに、このステージショーの前には、社会派コメディサスペンス映画「まつりのあとのあとのまつり~まぜこぜ一座殺人事件~」の上映も予定されています。映画とステージショーの二部構成となっており、一日で多くのエンターテインメントを楽しむことができます。
このイベントには様々なバックグラウンドを持つパフォーマーが参加。こびとパフォーマーや車いすのダンサー、義足のダンサー、全盲のシンガーソングライター、自閉症やダウン症のダンサー、ドラァグクイーンなど、多様なメンバーが一同に会します。また、特別ゲストとして『もののけ姫』の主題歌を歌った米良美一や、ポールダンス世界チャンピオンの小源寺涼太、トップベリーダンサーのSAYURI、人気のドラァグクイーンユニット「八方不美人」も出演し、会場を盛り上げます。
さらに、このイベントではバリアフリーの環境整備にも力を入れています。視覚・聴覚障害者や車椅子使用者に配慮した情報保障と合理的配慮を徹底。視覚障害者向けには、スマホアプリ「HELLO!MOVIE」を使った音声ガイドや、バリアフリー音声ガイド、デジタルパンフレットを用意。聴覚障害者向けにはバリアフリー字幕が付いた映画や、手話通訳、文字通訳を提供。車椅子使用者のためにも観覧可能なスペースが設けられるなど、誰もが楽しめる環境が整っています。
東ちづるからのメッセージも心に響くものです。「まぜこぜ一座」旗揚げ公演で感じた社会の壁を実感し、さらなる挑戦としてこのプロジェクトに取り組んでいます。彼女は、マイノリティパフォーマーのチャンスと可能性を広げ、社会をより良くしていくための一歩として、このイベントを開催します。
映画のシナリオと公演の台本はドラァグクイーンで脚本家のエスムラルダが手掛けており、内容に深みと魅力を加えます。さらに、渋谷区やアーツカンシル東京の協賛と助成、多くの企業の協賛と協力、クラウドファンディングでの支援を受け、見逃せないイベントとなっています。
マイノリティパフォーマーの活躍と多様性を祝うこの一夜限りのイベント、ぜひ見逃さずに体験してください。詳細な情報やチケットの購入方法は、Get in touchの公式サイトや、プレスリリースで確認できます。音楽とダンスの力が多様性を推進し、新しい扉を開くことでしょう。この夏、渋谷での一夜を期待して、皆さんと共に楽しみましょう。